こんごう‐ばん【金剛盤】
密教の法具の一。修法のときに、金剛鈴(れい)と3種の金剛杵(しょ)を置く台。金銅製で、蓮華をかたどった三角形をなし、下に三脚が付く。
こんごう‐ひ【混合比】
1 2種類以上の異なった性質の物質をまぜ合わせる割合。特に、内燃機関の混合気の、空気と燃料との重量の割合。 2 大気中に含まれる水蒸気の割合。
こんごう‐ふえ【金剛不壊】
きわめて堅固で、こわれないこと。「—の信仰」
こんごうぶ‐じ【金剛峰寺】
和歌山県伊都郡高野町にある高野山真言宗の総本山。山号は高野山。開創年代は弘仁7年(816)、開基は嵯峨天皇、開山は空海。明治5年(1872)まで女人禁制。不動堂・涅槃図などの国宝のほか重文多数。...
こんごう‐ぶっし【金剛仏子】
密教の灌頂(かんじょう)を受けた者。金剛の名号を受けた者。
こんごう‐ぶつ【混合物】
2種以上のものがまじって一つとなったもの。特に、それらの間に強い化学結合を生じないでまじり合ったもの。化合物に対していう。
こんごう‐ほけん【混合保険】
2種類以上の保険を組み合わせて一つにした保険の契約。死亡保険と生存保険とを結合した養老保険など。
こんごう‐やく【混合薬】
1 2種以上の薬をまぜ合わせたもの。 2 「混合火薬」に同じ。
こんごう‐やしゃ【金剛夜叉】
「金剛夜叉明王」の略。 「金剛夜叉法」の略。
こんごうやしゃ‐ほう【金剛夜叉法】
密教で、金剛夜叉明王を本尊とし、主として降伏(ごうぶく)を祈る修法。