む‐しょう【無性】
[名]仏語。 1 《「無自性」の略》実体のないこと。 2 《「無仏性」の略》仏性のないもの。悟りを開く素質のないもの。⇔有性(うしょう)。
[名・形動ナリ]分別のないこと。理性のないこと。ま...
む‐しょう【無生】
仏語。生じることがないこと。生滅変化しないこと。また、生じたり変化したりする迷いを超えた絶対の真理、または悟り。
む‐しょう【霧消】
[名](スル)霧が晴れるように消えてなくなること。「不安が—する」「雲散—」
む‐しょう【霧鐘】
濃霧のとき、船の遭難を防ぐために打ち鳴らす警鐘。
むせいし‐しょう【無精子症】
精液中に精子がない状態。精巣の造精機能障害によるものと、精子輸送路の障害によるものとがある。
むちうち‐しょう【鞭打ち症】
自動車の追突事故などによって、頭部が鞭の動きのように前後に過度の屈伸をし、首の組織に損傷を生じたために起こる症状。頭痛・肩凝り・手足のしびれ・めまい・耳鳴りなど。
むちゅうゆうこう‐しょう【夢中遊行症】
⇒夢遊病(むゆうびょう)
むぶく‐の‐しょう【無服の殤】
7歳以下の者の死。礼において父母が喪に服することがないところからいう。
むほうまつのいっしょう【無法松の一生】
稲垣浩監督による映画の題名。昭和18年(1943)公開。脚色は伊丹万作。出演、阪東妻三郎、園井恵子ほか。
の稲垣自身によるリメーク作品。昭和33年(1958)公開。出演、三船敏郎、芥川比呂...
むみょうしょう【無名抄】
鎌倉時代の歌論書。2巻。鴨長明著。建暦元年(1211)ごろの成立。和歌に関する故実、歌人の逸話・語録、詠歌の心得などを記した随筆風の書。