サーリフタラアイー‐モスク【Al-Salih Tala'i Mosque】
エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にあるイスラム寺院。ズウェーラ門の南側に位置する。12世紀半ば、ファーティマ朝の最後のカリフ、アーディドの時代に宰相サーリフ=タラアイーが建造。繊細な装...
ザールブリュッケン【Saarbrücken】
ドイツ、ザールラント州の都市。同州の州都。ザール川沿いに位置し、フランス国境と接する。古くから交通の要地。ザール炭田をはじめ、地下資源に恵まれ、ザール地方の重工業都市として発展。バロック様式のル...
さい‐かい【崔嵬】
[ト・タル][文][形動タリ]山で、岩や石がごろごろしていて険しいさま。「—たる岩山」 [形動ナリ]堂や塔などが高くそびえているさま。「その奇麗—なることは三国無双の鴈塔(がんたふ)なり」〈...
さい【犀】
文芸雑誌。昭和39年(1964)に立原正秋、高井有一、加賀乙彦らが創刊。後に後藤明生が参加。昭和42年(1967)終刊。 《原題、(フランス)Rhinocéros》イヨネスコの戯曲。著者が青...
じゅうじかこうか【十字架降下】
《原題、(オランダ)Kruisafneming》ファン=デル=ウェイデンの絵画。板に油彩。十字架から下ろされるキリストと嘆き悲しむ人々を描いた作品。マドリード、プラド美術館所蔵。 《原題、(...
シュルンス【Schruns】
オーストリア、フォアアールベルク州の町。州都ブレゲンツの南南東約45キロメートル、モンタフォンの谷に位置する。スキーリゾートとして、また、米国の作家ヘミングウェイが滞在したことでも知られる。
げんそうのすいへいせん【幻想の水平線】
《原題、(フランス)L'horizon chimérique》フォーレの歌曲。全4曲。1921年作曲。第一次大戦で若くして戦死したフランスの詩人ラ=ビル=ド=ミルモンの同名の詩集に基づく。
ソッパ‐デ‐アホ【(スペイン)sopa de ajo】
スペイン料理のニンニクを使ったスープ。オリーブ油でいためたニンニクにブイヨン、トーストしたフランスパンなどを加え、卵をおとしたもの。
ソフィエロ‐じょう【ソフィエロ城】
《Sofiero slott》スウェーデン南部の都市ヘルシンボリの北郊にある宮殿。19世紀にスウェーデン皇太子オスカル1世の夏の離宮として建造。1970年代、グスタフ6世の死後に一般公開された。...
そで‐の‐うら【袖の浦】
着物の袖が涙にぬれているのを、浦に見立てていう語。「忍びねの涙たたふる—になづまず宿る秋の夜の月」〈山家集・中〉