テンゲル‐さんち【テンゲル山地】
《Tengger》インドネシア、ジャワ島東部の山地。約10キロメートル四方に広がるカルデラ地形の火山群であり、中央火口丘のブロモ山のまわりを外輪山が囲む。また、南端には同島最高峰のスメル山が位置する。
てん‐げん【天元】
1 万物生育のみなもとである、天の元気。 2 天子。君主。 3 碁盤の目の中央にある黒い星。 4 囲碁の七大タイトルの一。昭和51年(1976)創設。天元戦の勝者がタイトルを手にする。
てんげん【天元】
平安中期、円融天皇の時の年号。978年11月29日〜983年4月15日。
てん‐げん【天眼】
仏語。五眼(ごげん)の一。すべてを見通すことのできる眼。てんがん。
てんげん‐じゅつ【天元術】
算木(さんぎ)を用いて高次方程式を解く高等の和算。中国の宋・元の時代に起こった代数学が日本に渡来したもので、未知数のことを天元の一と称した。今の開平・開立の類。
てんげん‐じゅつ【天源術】
運勢判断の一。陰陽五行説に基づき、生年月日の干支(えと)や人相・骨相からその人の一生の運命を占う術。天海僧正の創始と伝えられる。
てんげん‐せん【天元戦】
囲碁の七大タイトル戦の一。昭和50年(1975)創設。トーナメント戦の勝者がタイトル保持者と五番勝負で決定戦を行い、勝者がタイトルを手にする。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5...
てんげん‐つう【天眼通】
仏語。六神通の一。普通の人の見ることのできない事象を自由自在に見通すことのできる力。てんがんつう。
てん‐こ【天鼓】
天上界で鳴るというつづみ。雷鳴のこと。かみなり。
てんこ【天鼓】
謡曲。四番目物。少年楽人の天鼓は天から授かった鼓を帝に献上するのを拒み、呂水に沈められ殺される。その後、鼓は鳴らなくなるが、天鼓の父が打つと妙音を発する。帝が哀れを感じて追善の管弦講を催すと、天...