でん‐らん【電纜】
⇒ケーブル
でん‐り【電離】
[名](スル)《「電気解離」の略》 1 原子や分子が電子を放出または取り入れてイオンになること。イオン化。 2 電解質が水などに溶けてイオンに分かれること。
でんり‐エネルギー【電離エネルギー】
⇒イオン化エネルギー
でんり‐けん【電離圏】
⇒電離層
でんり‐さよう【電離作用】
放射線が物質中を通過し、中性の原子や分子から電子を弾き飛ばして電離させる作用。ガイガーミュラー計数管は電離によって生じる電子を電気的な信号に変換することで、放射線量を計測する。
でんり‐すいそりょういき【電離水素領域】
⇒HⅡ領域
でんり‐そう【電離層】
大気の上層にあって、電子密度が大きく、電波を反射する層。太陽からの紫外線やX線によって大気の分子が電離して生じた電子やイオンを多く含み、高度約60〜90キロのD層、90〜130キロのE層、130...
でんり‐そんしつ【電離損失】
電子や陽子などの荷電粒子が物質中を通過するとき、その物質を構成する原子を電離したり励起したりして、エネルギーを失う現象。その際の単位距離当たりに失う平均のエネルギー損失を阻止能という。
でんり‐でんりゅう【電離電流】
気体などが電離して生じたイオンや電子による電流。放射線測定器の一種である電離箱は、放射線が入射したときに生じる電離電流を測定する。
でんり‐ど【電離度】
電解質が溶液中でどれだけ電離しているかの割合。電離する前の物質全量に対する、電離した量の比。