とり‐はずし【取(り)外し】
1 取りつけてあるものを外すこと。「—がきく棚板」 2 うっかり失敗すること。「永い間には—も有ると見えて」〈二葉亭・浮雲〉
とり‐はず・す【取(り)外す】
[動サ五(四)] 1 取り付けてあったものを外す。とっぱずす。「足場を—・す」「車両を—・す」 2 うっかりして取りそこなう。取りそこなって落とす。「茶わんを—・す」「機会を—・す」 3 うっか...
とり‐はだ【鳥肌】
1 皮膚が、羽をむしり取った鳥の皮のようにぶつぶつになる現象。また、その肌。寒さや恐怖などによって立毛筋が収縮し毛が立って起こる。粟(あわ)はだ。「—が立つ」 2 ざらざらしている皮膚。鮫肌(さ...
鳥肌(とりはだ)が立(た)・つ
寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれる。鳥肌立(だ)つ。「怪談に—・つ」 [補説]近年、「名演奏に—・つ」のように、深い感動の表現としても用いられることがある。
とり‐はな・す【取(り)離す/取(り)放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っているものをうっかり離す。また、手もとから逃がす。「綱を—・す」 2 戸・障子などを開け広げる。「今日は非番の暇にて奥の間—・して」〈浮・伝来記・四〉
とり‐はな・つ【取り放つ】
[動タ四] 1 引き離す。別々にする。「まだ幼くおはせし折より—・ち養ひ奉らせ給ひけるほどに」〈栄花・後悔の大将〉 2 取り外す。「北の御障子も—・ちて、御簾(みす)かけたり」〈源・鈴虫〉 3 ...
とり‐はや・す【取り囃す】
[動サ四]座をにぎやかにして興をそえる。座をとりもつ。「御くだもの参りなど—・して、御前にも参らせ給ふ」〈枕・一八四〉
とり‐はらい【取(り)払い】
取り払うこと。
とり‐はら・う【取(り)払う】
[動ワ五(ハ四)]すっかり取ってなくしてしまう。全部取り除く。撤去する。とっぱらう。「足場を—・う」
トリハロメタン【trihalomethane】
メタンの水素原子三つがハロゲン原子で置換されたもの。トリクロロメタン(クロロホルム)・トリブロモメタン(ブロモホルム)・トリヨードメタン(ヨードホルム)など。