にわ‐せん【庭銭】
1 遊里で紋日(もんび)に遊ぶことを約束した客が、遊女や揚屋などの奉公人に与える祝儀の金。「太夫様より宿への時服、—まきちらす」〈浮・一代男・八〉 2 江戸時代、街道の宿駅の問屋場に荷物を一時預...
にわ‐ぜきしょう【庭石菖】
アヤメ科の多年草。日当たりのよい草地にみられ、高さ10〜20センチ。葉は線形。5、6月ごろ、茎の頂の2枚の苞(ほう)の間から花柄を出し、紫色か白紫色の6弁花を開く。北米の原産。《季 夏》
にわ‐そ
ナツトウダイの古名。〈和名抄〉
にわ‐たうえ【庭田植(え)】
小正月の予祝行事の一。東北地方で、わら・豆がらなどを稲苗になぞらえて庭にまいて行う模擬的な田植えの儀礼。
にわたし‐さしずしょう【荷渡し指図証】
倉庫業者・物品保管者に対して、物品の引き渡しを指図する証券。特に海上運送において、船荷証券が発行されている運送品の引き渡しを指図する証券。荷渡し指図書。
にわ‐たずみ【潦/行潦】
[名]雨が降って、地上にたまり流れる水。「はなはだも降らぬ雨故—いたくな行きそ人の知るべく」〈万・一三七〇〉 [枕]地上にたまった水が流れるようすから、「流る」「すまぬ」「行方しらぬ」にかか...
にわ‐たたき【庭叩き】
セキレイの別名。
にわ‐ちょう【庭帳】
江戸時代、年貢を納入する現場で、その出納を記載登録した帳簿。
にわ‐つくり【庭作り】
1 庭に樹木を植えたり、築山(つきやま)・泉水などをつくったりすること。また、その職人。庭師。 2 江戸幕府の職名。作事奉行の配下で造園に従ったもの。
にわ‐つづき【庭続き】
庭に接していること。また、境なしに庭に続いていること。「—の菜園」