ニキチノ【Nikitino/Никитино】
ウクライナの都市ニコポリの旧称。
にき‐て【和幣/幣帛/幣】
《後世は「にぎて」「にきで」とも》榊(さかき)の枝に掛けて、神前にささげる麻や楮(こうぞ)で織った布。のちには絹や紙も用いた。「下枝(しづえ)には青—、白—をとりしでて」〈神代紀・上〉
にき‐はだ【和肌/柔膚】
柔らかな肌。やわはだ。にこはだ。「夫(つま)の命(みこと)のたたなづく—すらを剣大刀(つるぎたち)身に副(そ)へ寝ねば」〈万・一九四〉
にき‐ばらい【二季払い】
盆・暮れに支払うこと。盆暮れ払い。
にきび【面皰】
思春期の男女の顔・胸・背の毛包に生じる小さな丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)。皮脂の分泌が増えて毛穴に詰まり、炎症を起こしたもの。尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)。面皰(めんぽう)。アクネ...
にきび‐だに【面皰蜱】
ニキビダニ科のダニ。体長0.4ミリほどの蛆(うじ)状で、腹部が後方に伸びる。人の皮脂腺や毛嚢(もうのう)(毛包)に寄生するが、にきびの原因になるとは限らない。毛嚢虫(もうのうちゅう)。
にき・ぶ【和ぶ】
[動バ上二]なれ親しむ。うちとける。「—・びにし家ゆも出でて」〈万・四八一〉
にきみ【面皰/痤】
小さなはれものやにきびのこと。二禁。〈和名抄〉
にき‐みたま【和御魂/和魂】
《後世は「にぎみたま」とも》柔和な徳を備えた神霊。にきたま。⇔荒(あら)御魂。「大和の—は静まりて」〈出雲国風土記〉
にき‐め【和布】
《後世は「にぎめ」とも》柔らかな海草。ワカメの類。「角島(つのしま)の瀬戸のわかめは人のむた荒かりしかど我とは—」〈万・三八七一〉