あたり【当(た)り/中り】
[名] 1 あたること。 ㋐ぶつかること。「立ち合いの—が強い」 ㋑命中すること。的中。「福引で—を出す」⇔はずれ。 ㋒催しや企画などが思ったとおりになること。成功。「—の商品」⇔はずれ。 ㋓...
素矢(すや)を食(く)・う
当てがはずれる。目的がはずれて徒労になる。
たぬき【狸/貍】
1 イヌ科の哺乳類。頭胴長50〜68センチ。体はずんぐりしていて、尾が太く、脚が短く、耳は丸くて小さい。毛は厚く、密生した下毛と荒く長い差し毛とがある。木の根元のうろや岩穴、アナグマの放棄した巣...
す‐また
調子はずれ。また、的はずれ。見当ちがい。「三味線つぼも—の弾き語り」〈浄・歌祭文〉
す‐や【素矢/徒矢】
1 的をはずれた矢。 2 当てがはずれること。むだなほねおり。「今も話した通り三晩も—をした訳だから」〈和田定節・春雨文庫〉
ずぶ‐ずぶ
[副] 1 水や泥などに深く沈むさま。「足が雪の中に—(と)めり込む」 2 柔らかい物の中へ深く突き入るさま。「針を—(と)刺す」 3 ひどく酔っているさま。「—酔うた足もと見とがめられては」...
すかを食(く)・う
あてはずれ、期待はずれのめにあう。「一日中待っていたのに—・った」
筋(すじ)が違(ちが)・う
1 判断が違っている。見当はずれである。「私を責めるのは—・う」 2 道義にはずれている。「親切を無にしちゃ—・う」〈漱石・坊っちゃん〉
ずっ‐こ・ける
[動カ下一] 1 ずり落ちる。「汗で眼鏡が—・けそうだ」 2 勢いよく転んだり倒れたりする。「椅子から—・ける」 3 まとはずれなことをする。「—・けたことを言って笑わせる」 4 期待外れだった...
すっぽ‐ぬ・ける【すっぽ抜ける】
[動カ下一] 1 うまく収まっていた物が、何かの拍子に、抜けたりはずれたりする。「強振したバットが手から—・ける」「ドアの取っ手が—・ける」 2 野球などで投げたボールが手もとが狂って思わぬ所に...