バイオテクノロジー【biotechnology】
生物の行う化学反応、あるいはその機能を工業的に利用・応用する技術。遺伝子の組み換え、細胞融合や酵素を扱う技術が含まれ、発酵・新品種育成・環境浄化などに利用。生命工学。生物工学。
バイオテレメトリー【biotelemetry】
生物に小型の発信器などを取り付け、行動・生理・環境についてのデータを遠隔測定し、行動や生態を調査する研究手法。個体の位置を得るラジオテレメトリー、追跡を主とするラジオトラッキングと同じ意味で使わ...
バイオ‐テロ
《bioterrorismから》細菌・ウイルスなどを使って多数の人を無差別に殺そうとする行為。2001年、米国で起こった炭疽菌郵送事件など。
バイオディーゼル【biodiesel】
植物性の食用廃油を燃料とするディーゼルエンジン。廃油12にメタノール約1を加えるとできるメチルエステルで動く。エンジンの改良は不要で、排ガスもクリーン。
バイオデザイン【biodesign】
ドイツの工業デザイナー、ルイジ=コラーニが自然界の生態にはたらいている力の原理に基づく自らの形態表現を呼んだ言葉。なめらかな曲面をもつボールペン・カメラなどが製品化された。
バイオ‐でんち【バイオ電池】
⇒生物電池
バイオ‐トランスフォーメーション【biotransformation】
生体触媒を利用し、化合物の合成や有用物質の生産をすること。微生物の場合は微生物変換、酵素の場合は酵素変換ともいう。
バイオトロン【biotron】
環境と生体との関係を研究するための、温度・湿度・光などの環境条件を人工的にコントロールできる生物の飼育・培養装置。ファイトトロン(植物用)・ファンジトロン(菌類用)・インセクトロン(昆虫用)など...
バイオトープ【biotope】
⇒ビオトープ
バイオドシメトリー【biodosimetry】
生体組織の状態を調査したり、生理学的な諸量を計測したりすることで、被曝線量を評価する研究手法。細胞中の染色体異常や血液中のリンパ球などの質的・量的な変化を見る方法が知られる。生物学的線量評価法。...