こだわ・る
[動ラ五(四)] 1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥(こうでい)する。「些細(ささい)なミスに—・る」「形式に—・る」 2 物事に妥協せず、とことん追求する。「素...
こくろうじょう【黒牢城】
米沢穂信の連作短編小説集。令和3年(2021)刊行。荒木村重が籠城する有岡城を舞台にした歴史ミステリー。第166回直木賞受賞。
乞食(こじき)が赤包(あかづつ)み
《みすぼらしい乞食がはでな赤い包みを持つ意から》不似合いなことのたとえ。また、身分不相応な物を持つことのたとえ。
こごえるきば【凍える牙】
乃南アサのミステリー小説。平成8年(1996)発表。同年、第115回直木賞受賞。平成13年(2001)と平成22年(2010)にテレビドラマ化。
こしぼり‐ぼけ【小絞り暈け】
写真撮影において、カメラの絞りを絞り込みすぎることによって画像が不鮮明になること。光の回折に起因する。イメージセンサーが小さいデジタルカメラなどに生じやすい。回折ぼけ。
こ‐す【小簾】
《「おす(小簾)」の誤読から》すだれ。みす。「秋近くなるしるしにや玉すだれ—のま遠し風の涼しき」〈金槐集〉
ご‐しょく【誤植】
印刷物で、文字・記号に誤りがあること。ミスプリント。
げっこうのひがし【月光の東】
宮本輝の長編ミステリー小説。自殺した男性の妻と、男性の同級生とが、それぞれの視点から一人の女性の半生を追う姿を描く。平成10年(1998)刊行。
けち‐くさ・い【けち臭い】
[形][文]けちくさ・し[ク] 1 いかにもけちである。しみったれだ。「少しの出費を惜しんで義理まで欠くとは—・いやつだ」 2 心が狭く、こせこせしている。「考えが—・い」 3 物が粗末でねうち...
サーミスター‐おんどけい【サーミスター温度計】
温度が上がると、電気抵抗が著しく変化する半導体素子サーミスターを用いた鋭敏な温度計。抵抗温度計の一。測定可能な温度範囲はセ氏零下50度から300度程度。