ゆう‐なみ【夕波】
夕べに立つ波。
ゆうなみ‐ちどり【夕波千鳥】
夕波の上を飛ぶ千鳥。「近江(あふみ)の海—汝(な)が鳴けば心もしのに古(いにし)へ思ほゆ」〈万・二六六〉
ゆう‐に【優に】
[副]その数量・程度に達してなお余裕のあるさま。十分に。らくに。「—二万人を超す人出」「子供なら—入れるトランク」
ゆう‐にじ【夕虹】
夕空に立つ虹。《季 夏》
夕虹(ゆうにじ)百日(ひゃくにち)の旱(ひでり)
夕方虹が出るのは、晴天が続くしるしであるということ。
ゆう‐ねん【遊年】
陰陽道(おんようどう)で、八卦(はっけ)に配当し、人の年齢によって、建築・旅行・移転・結婚などを避けなくてはならないとする方角。
ゆう‐ねんぶつ【夕念仏】
夕方の勤行に念仏を唱えること。「朝題目に—」
ゆう‐のう【有能】
[名・形動]才能のあること。また、そのさま。「—な人材」「—の士」⇔無能。 [派生]ゆうのうさ[名]
ゆう‐はい【有配】
利益配当のあること。⇔無配。
ゆうはい‐るい【有肺類】
腹足綱有肺亜綱の軟体動物の総称。カタツムリ・ナメクジ・モノアラガイなど、陸生の巻き貝が主。えらをもたず、外套膜(がいとうまく)の変化した肺で呼吸をする。雌雄同体。