か‐じん【寡人】
[代]《徳の寡(すく)ない者の意》一人称の人代名詞。王や諸侯が自分自身をさしていう。〈和英語林集成〉
か‐めい【下名】
[名]以下に記した氏名。また、その者。 [代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。わたくし。「—は右証書を保管中左の条件を遵守することを誓う」〈谷崎・卍〉
ぐ【愚】
[名・形動]おろかなこと。ばかげたこと。また、そのさま。「—を犯す」「—な男」「尾鰭(おひれ)を附けて—な評判をしておった」〈魯庵・社会百面相〉 [代]一人称の人代名詞。自分のことをへりくだ...
ぐ‐しん【愚臣】
[名]愚かな臣下。 [代]一人称の人代名詞。臣下が主君に対して自分自身をへりくだっていう語。
ぐ‐しん【愚身】
[代]一人称の人代名詞。自分自身をへりくだっていう語。
ぐ‐せい【愚生】
[代]一人称の人代名詞。主に書簡文で、男性が自分をへりくだっていう語。小生。
ぐ‐せつ【愚拙】
[代]《「愚かでつたない者」の意から》一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。愚生。
ぐ‐そう【愚僧】
[名]愚かな僧。 [代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。
ぐ‐ろう【愚老】
[代]一人称の人代名詞。老人が自分をへりくだっていう語。
げ‐せつ【下拙】
[名]卑しいこと。〈日葡〉 [代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう語。拙者。「—も初の出府ゆゑ」〈洒・辰巳之園〉