てんぐす‐びょう【天狗巣病】
枝の一部が膨れ、そこから小枝が群がり出る病害。菌類の寄生によるもので、桜などではこの枝には花がつかない。
てん‐ざ【転座】
染色体異常の一。染色体の一部が切断され、他に付着するなどして位置を変えたもの。突然変異の原因となる。
てんたい‐ぶつりがく【天体物理学】
天体の物理的状態を研究する天文学または物理学の一部門。天体の光度・スペクトルなどをもとに、その組成や温度・圧力などを導き、物理学の諸法則から内部構造や恒星・銀河・宇宙の進化などを研究する。天文物理学。
てんたい‐ぶんこうがく【天体分光学】
天体のスペクトルを観測し、その物理的性質を研究する天体物理学の一部門。
てんたい‐りきがく【天体力学】
主に太陽系に属する天体の運動を、力学の法則を応用して理論的に研究する天文学の一部門。
てんはっせい‐なだれ【点発生雪崩】
雪粒が未固結の雪の層(スラフ)の一部が滑り落ちる雪崩。面発生雪崩に比べ規模は小さく、斜面上部の一点から扇型に広がる傾向がある。
てん‐まつ【顛末】
《「顛(いただき)」から「末(すえ)」までの意》事の最初から最後までの事情。一部始終。「事件の—」
てんろれきてい【天路歴程】
《原題The Pilgrim's Progress》バニヤンの小説。第一部1678年、第二部84年刊。クリスチャンとその妻クリスチアーナが「滅亡の市」を旅立ち、「落胆の沼」「虚栄の市」などを経て...
ディオクレチアヌス‐きゅうでん【ディオクレチアヌス宮殿】
《Dioklecijanova palača》クロアチア南部、アドリア海に面する都市スプリトにあった宮殿。3世紀末から4世紀初頭にかけて、古代ローマ皇帝ディオクレチアヌスにより建造。ローマ帝国崩...
ディキス【Diquís】
コスタリカ南部の地方名。プンタレナス県オサ郡の一部。太平洋に注ぐテラバ川のデルタが広がり、密林に覆われる。紀元300年から1550年頃にかけて栄えた先コロンブス期ディキス文化の集落があった場所で...