さんとう‐とくれい【三島特例】
昭和62年(1987)の国鉄民営化後、経営自立のめどが立たないJR北海道・四国・九州のJR三島(さんとう)会社とJR貨物に対して、国が固定資産税と都市計画税を減免した特例措置をいう。
みしま【三島】
静岡県東部の市。古くは伊豆国の国府・国分寺の所在地、江戸時代は東海道の宿場町として繁栄。三嶋大社がある。富士・箱根・伊豆観光の玄関口。人口11.2万(2010)。
みしま【三島】
姓氏の一。 [補説]「三島」姓の人物三島中洲(みしまちゅうしゅう)三島通庸(みしまみちつね)三島弥太郎(みしまやたろう)三島由紀夫(みしまゆきお)
みしま‐え【三島江】
淀川下流の古称。大阪府高槻市南部から大阪市東淀川区東端あたりまでをいった。 大阪府高槻市南部、淀川沿いの地名。[歌枕]「—の入江のまこも雨ふればいとどしをれてかる人もなし」〈新古今・夏〉
みしま‐おこぜ【三島鰧/三島虎魚】
スズキ目ミシマオコゼ科の海水魚。泥底にすむ。全長約30センチ。頭と胴は太くて縦扁し、両眼は上面に、腹びれはのどの下にある。体色は灰色で、背側に褐色の網状紋がある。本州中部以南に分布。
みしま‐ごよみ【三島暦】
室町時代から江戸時代にかけて伊豆の三島神社(三嶋大社)が発行した仮名暦。江戸時代には幕府が伊豆・相模の2国にのみ頒布を許可した。
みしま‐さいこ【三島柴胡】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約60センチ。全体に細く、葉は広線形で互生する。秋、黄色い小花が集まって咲く。根を漢方で柴胡とよび解熱・消炎などに用い、生薬が三島で取引された。
みしま‐し【三島市】
⇒三島
みしま‐しょう【三島賞】
三島由紀夫を記念して昭和63年(1988)に創設された文学賞。年に1回、小説・評論・詩歌・戯曲作品を対象として選考される。第1回受賞作品は高橋源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」。三島由紀夫賞。
みしま‐スカイウォーク【三島スカイウォーク】
静岡県三島市にある「箱根西麓・三島大吊橋」の愛称。橋の整備会社による商標名。