さんだ【三田】
兵庫県南東部の市。江戸時代は九鬼氏の城下町。三田米・三田牛・マツタケの産地。北摂ニュータウンがある。人口11.4万(2010)。
さんだ‐し【三田市】
⇒三田
さんだ‐やき【三田焼】
兵庫県三田市付近から産した陶器。寛政年間(1789〜1801)内田忠兵衛が創始。京都から名工を招き、優れた作品が焼かれた。青磁で名高い。
みた【三田】
東京都港区の地名。慶応義塾大学がある。 慶応義塾大学の通称。
みた‐かい【三田会】
卒業年や地域・職域・出身サークルなどごとに活動する慶応義塾大学卒業生の同窓会。上部組織として慶応連合三田会がある。
みたぶんがく【三田文学】
文芸雑誌。明治43年(1910)5月、慶応義塾大学文学部の三田文学会の機関誌として、永井荷風らを中心に創刊。耽美的色彩が強く、自然主義文学系の「早稲田文学」と対立した。久保田万太郎・佐藤春夫・水...
みた‐まさひろ【三田誠広】
[1948〜 ]小説家。大阪の生まれ。編集者、フリーライターを経て文筆活動に入る。「僕って何」で芥川賞受賞。他に「いちご同盟」「地に火を放つ者」「恋する家族」など。評論・随筆も多い。
みたむら‐えんぎょ【三田村鳶魚】
[1870〜1952]随筆家・考証家。東京の生まれ。本名、玄竜。新聞記者などを経て、江戸の文学・演劇・風俗などの研究に専心。著「鳶魚随筆」「江戸百話」「江戸年中行事」など。