ほんぞう‐がく【本草学】
中国古来の植物を中心とする薬物学。500年ころ陶弘景のまとめた「神農本草」が初期文献で、明の李時珍が「本草綱目」に集大成。日本には平安時代に伝わり、江戸時代に全盛となり、中国の薬物を日本産のもの...
ほん‐ぞん【本尊】
1 寺院などで、礼拝の対象として安置される、最も主要な仏・菩薩(ぼさつ)像。画像・曼荼羅(まんだら)・名号などのこともある。 2 身辺に常に持ち、その守護を祈る小形の仏・菩薩像。守り本尊。 3 ...
ほん‐たい【本隊】
1 中心となる部隊。主力部隊。⇔支隊。 2 この隊。
ほん‐だい【本題】
中心となる題目。話や議論の眼目となる事柄。「話を—に戻す」
ほん‐ちょう【本庁】
1 支庁などに対して、中心になる官庁。→中央官庁 2 この庁。当庁。
ホンチョン‐みさき【ホンチョン岬】
《Hon Chong》ベトナム南部の都市ニャチャン近郊の岬。市街中心部より北約4キロメートルに位置する。波の浸食によってできた崩落寸前の岩のトンネルなどがあり、奇岩がおりなす景勝地として知られる。
ほん‐とう【本島】
1 群島や列島の中で、中心となる島。「沖縄—」 2 この島。
ほん‐どう【本堂】
寺院で、伽藍(がらん)の中心をなす、本尊を安置する建物。禅宗の仏殿、浄土宗の御影堂、真宗の阿弥陀堂など。古くは金堂(こんどう)といった。
ほん‐どう【本道】
1 中心となる大きな道路。本街道。「—が不通になる」→間道 2 物事の正当な道筋。正道。本筋。「民主政治の—からはずれる」 3 漢方で、内科のこと。「—、外科一代の名医数十人」〈太平記・二五〉
ほんのざっし【本の雑誌】
文芸雑誌。目黒考二、椎名誠、沢野ひとしらが中心となり、昭和51年(1976)に創刊。書評を中心に、コラムや対談、著者インタビューなど、本をめぐるさまざまな記事を掲載。