しつりょう‐けっそん【質量欠損】
原子核を構成している陽子と中性子の質量の総和から、原子核の質量を引いた差。陽子と中性子とが原子核を構成するとき、結合エネルギーを得るため、ある程度の質量を失うことから生じる。
しつりょう‐こうちゃく【質量降着】
宇宙空間において、白色矮星・中性子星・ブラックホールなどの高密度天体へ、周囲のガスや伴星の恒星風などが重力に引き寄せられる現象。
しつりょう‐すう【質量数】
原子核を構成している陽子と中性子の数の和。
しゃ‐ちょうせき【斜長石】
長石の一。アルミニウム・カルシウム・ナトリウムなどを含む珪酸塩で、カルシウム・ナトリウム両主成分が種々の割合でまじった固溶体。灰長石・中性長石・曹長石など。ふつう白色の柱状結晶で双晶をなす。三斜...
しゅくたい‐あつ【縮退圧】
フェルミ粒子の集まりがフェルミ縮退の状態にあるとき、パウリの原理によって生じる圧縮に抗する力。核融合反応が起こらない白色矮星や中性子星では、それぞれ電子、中性子の縮退圧によって自身の重力と釣り合...
しゅくたい‐せい【縮退星】
縮退圧が自身の重力と釣り合った状態にある星。核融合反応が起こらない白色矮星や中性子星などをさし、それぞれ電子や中性子の縮退圧が自身を支えている。
しょうしゃ‐こうか【照射効果】
放射線を受けた物質に引き起こされる、さまざまな物理的・化学的変化。格子欠陥による結晶の着色や物性の変化、原子炉内の中性子線による照射脆化などが知られる。
しょうしゃ‐ぜいか【照射脆化】
[名](スル)原子炉圧力容器が核分裂で生じる中性子を浴びてもろくなること。またその現象。過酷事故につながる危険性が高いとされる。
しんこうは‐ろ【進行波炉】
第四世代原子炉の一つ。核燃料として通常の原子炉では使用されない劣化ウランを使用。増殖炉に分類され、ウラン238に1個の中性子が衝突し、β崩壊を伴ってネプツニウム、プルトニウムへと変化する。核分裂...
ジェンダー【gender】
1 文法で、名詞や活用語の男性・女性・中性といった分類。→性3 2 社会的・文化的に形成される男女の差異。男らしさ、女らしさといった言葉で表現されるもので、生物上の雌雄を示すセックスと区別され...