ダウン‐クオーク【down quark】
第1世代に属するクオークで、電荷が−1/3のもの。記号はd。6種類あるクオークの中で2番目に軽い。1964年、M=ゲルマンとG=ツワイクが提唱したクオーク模型において予言され、すでにその存在を示...
だん‐せい【男性】
1 おとこ。男子。一般に成年の男子をいう。⇔女性。 2 インド‐ヨーロッパ語系の文法で、名詞・代名詞・形容詞などの性の区別の一。女性・中性に対する。→性3
だんせい‐さんらん【弾性散乱】
原子・陽子・中性子・電子・光子など粒子どうしの衝突において、衝突前後で粒子の数や種類が変わらず、運動エネルギーの和が保存される場合をいう。また、量子力学的な波の散乱としても扱われる。⇔非弾性散乱。
ちえん‐ちゅうせいし【遅延中性子】
⇒遅発中性子
ちはつ‐ちゅうせいし【遅発中性子】
核分裂の後に約0.3秒から80秒遅れて放出される中性子。核分裂直後に即発中性子が放出されたあと、不安定な状態にある核分裂生成物から、β崩壊により放出される。核分裂で放出される中性子のうち、99パ...
ちゅうじつ‐しょくぶつ【中日植物】
⇒中性植物
ちゅう‐せい【中性】
1 対立する二つの性質のどちらにも属さない中間の性質。 2 男性とも女性ともつかない性的状態。また、そのような人。「—的な魅力の女優」 3 物質が酸性でもアルカリ性でもない性質を示すこと。水溶液...
ちゅうせい‐し【中性紙】
インクのにじみ止めに、炭酸カルシウムなどの中性のサイズ剤を使った洋紙。紙の劣化を防ぎ、長期保存が可能。→酸性紙
ちゅうせいし‐かいせつ【中性子回折】
中性子の物質波としての波動性を利用した回折現象。結晶構造および磁気構造の解析をはじめ、物性物理学、材料科学の研究に利用される。
ちゅうせいし‐かじょうかく【中性子過剰核】
安定同位体に比べ、陽子よりも中性子の数が特に多い核種。ふつう短時間でβ崩壊を起こして安定核になる。寿命が短く観測が困難だったが、理化学研究所のRIビームファクトリーなどの加速器の登場により、研究...