さ‐よなか【小夜中】
真夜中。よなか。「—と夜はふけぬらし雁(かり)が音の聞こゆる空を月渡る見ゆ」〈万・一七〇一〉
さん‐ちゅう【山中】
山の中。山間。やまあい。
ざい‐ちゅう【在中】
[名](スル)中に書類・金品などが入っていること。また、そのことを封筒や包みなどの表に示す語。「書類が—している袋」「請求書—」
ざ‐ちゅう【座中】
1 会合している一座の中。また、その一座。「—を見回す」 2 芸能の一座の仲間。
し‐ちゅう【市中】
1 市の内。街の中。 2 「市場(しじょう)」に同じ。「—金利」
し‐ちゅう【死中】
死や破滅を待つよりほかない絶望的な境地。
しまばら‐どうちゅう【島原道中】
京都にあった島原遊郭の年中行事。毎年4月21日に郭中の太夫が盛装し、揚屋(あげや)入りを様式化して練り歩いたもの。太夫道中。
しも‐じょちゅう【下女中】
台所などで雑用をする女中。⇔上女中(かみじょちゅう)。
しゃ‐ちゅう【社中】
1 会社の建物のなか。また、会社の内部。社内。 2 組合・結社などの仲間。 3 邦楽などで、同門の仲間。
しゃ‐ちゅう【車中】
列車や自動車のなか。車内。「—泊」