のう‐ちゅう【脳中】
あたまの中。脳裏。「不安が—をよぎる」
の‐なか【篦中】
矢柄(やがら)の中ほど。「—過ぎてぞ立ったりける」〈保元・中〉
の‐なか【野中】
野原の中。「—の一軒家」
はい‐ちゅう【杯中/盃中】
さかずきの中。
はた‐なか【畑中】
畑の中。また、まわりが畑である場所。「—の一本道」
はなし‐ちゅう【話し中】
1 話をしている最中。 2 電話の通話中。「—でつながらない」
はら‐なか【原中】
野原の中。野原のまん中。
はら‐の‐なか【腹の中】
「腹の内」に同じ。
ハワイちんどうちゅう【ハワイ珍道中】
斎藤寅次郎監督によるコメディー映画の題名。昭和29年(1954)公開。出演、花菱アチャコ、伴淳三郎ほか。
ば‐なか【場中】
1 大勢の人が集まっているところ。「—デ恥ヲカカセタレバ」〈天草本伊曽保・孔雀と烏〉 2 敵味方が対陣している間の地。「鉄炮の勝負が始まって、弓になり、—の勝負」〈雑兵物語・下〉