こと‐づめ【琴爪/箏爪】
箏(こと)を弾くときに指にはめる爪形のもの。象牙・獣骨・竹などで作り、右手の親指・人さし指・中指にはめる。生田流では角爪(かくづめ)、山田流では丸爪を用いる。ことづま。つめ。
ことぶき‐せんべい【寿煎餅】
もち米を原料にした、紅白・大小の丸形せんべい。表に寿の一字が書いてある。石川県金沢市の銘菓。
このま‐ちょう【木の間蝶】
鱗翅(りんし)目ジャノメチョウ科の昆虫。翅(はね)は黒褐色、前縁が丸く、端が角ばり、後ろ翅の裏面に5個の蛇の目紋がある。日本では暖かい地方でみられ、夕方、林間を飛ぶ。幼虫の食草はススキ・ジュズダ...
こぶしん‐ぶぎょう【小普請奉行】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、江戸城本丸以下幕府関係の建物の営繕をつかさどった。
こ‐ぶとり【小太り/小肥り】
[名・形動](スル)ちょっと太っていること。太り気味のこと。また、そのさま。「丸顔で—な(の)人」「—している人」
こ‐まくら【小枕】
1 木枕の上にくくりつけて使う、もみ殻やそば殻を入れた細長い円筒形の袋。 2 女性が日本髪を結うとき、まげを高くし、髻(もとどり)を締めやすいようにかもじの中に根として入れるもの。紙や木で作る。...
ころ【転】
1 重い物を動かすとき、下に敷いて移動しやすいようにする丸い棒。くれ。ごろた。 2 短く切った薪材。割り木。 3 さいころ。 4 「ころ銭(ぜに)」の略。 5 尺八で、他の指孔を開き、1孔と2孔...
ころが・す【転がす】
[動サ五(四)] 1 力を加えて転がるようにする。ころころと回転させて動かす。「丸太を—・す」「車を—・す(=自動車を運転する)」 2 立っているものを倒す。ひっくり返す。横転させる。「テーブル...
ころ‐ころ
[副](スル) 1 まるい物、小さい物などが軽快に転がるさま。「まりが—(と)転がる」 2 ものが容易に倒れるさま。ころりころり。「横綱が—負けては困る」 3 物事が簡単に転じていくさま。ころ...
ころ‐ながし【ころ流し】
《「ころ」は「転(ころ)」か》丸太を、山から川の流れに乗せて運搬すること。