ちゃく‐はつ【着発】
1 列車・飛行機などの到着と出発。発着。「—時刻」 2 弾丸が、目標物に当たった瞬間に爆発すること。「—信管」
ちゃ‐だまり【茶溜まり】
《残った茶がそこにたまるところから》茶碗の内側の底中央にある丸く浅いくぼみ。茶碗鑑賞上の見所ともされる。
ちゃや‐ぼうず【茶屋坊主】
客に茶をたてて出す店の主人。「是(これ)は宇治橋の供養の時、茶を点(た)て死ににせし、通円と言っし—なり」〈虎明狂・通円〉 [補説]頭を丸めていたためこういった。
ちゃ・る【茶る】
[動ラ四]《「茶」の動詞化》こっけいな言動をする。ふざける。おどける。「与八様とした事が、余り—・って下さんすな」〈浄・難波丸金鶏〉
ちゅう‐さん【中讃】
《讃岐中部の意》香川県中部地域の称。丸亀市・坂出市・善通寺市などからなる。→東讃 →西讃
ちゅうしんぐらとはなにか【忠臣蔵とは何か】
丸谷才一による文芸評論。昭和59年(1984)刊行。第38回野間文芸賞受賞。
チューリップ‐ミニ【tulip mini】
チューリップのように、腰を包み込む丸いフォルムのミニスカート。
ちょうこく‐とう【彫刻刀】
彫刻に用いる小刀。用途に応じて刃形や形体に種々のものがある。平刀・丸刀・三角刀など。
ちょうじ‐がしら【丁子頭】
灯心の燃えさしの頭にできる、チョウジの実のような丸いかたまり。俗に、これを油の中に入れると貨財を得るといわれる。ちょうじあたま。ちょうじばな。
ちょうはん‐ずきん【長範頭巾】
《能の「熊坂(くまさか)」で熊坂長範が用いる頭巾に似ているところから》目の部分以外は全部覆うように作った錣(しころ)付きの丸頭巾。享保・元文(1716〜1741)ごろ流行。熊坂頭巾。