き‐せきれい【黄鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の鳥。全長約20センチ。背面は灰色、腹面が黄色で、白い眉斑(びはん)がある。水辺をせわしく動き回って餌をとり、長い尾を上下に振る。日本では、留鳥として主に渓流沿いにすむ。《季 秋》
きぞく‐の‐はか【貴族の墓】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある墓地群。主に新王国時代を中心とする宰相や書記官の墓が点在し、色鮮やかな壁画が数多く残っていることで知られる。
きたかみ‐こうち【北上高地】
主に岩手東部を占める山地。最高峰は早池峰(はやちね)山。南北約250キロメートルにわたって連なり、一部は青森と宮城にかかる。東西は最大幅で80キロメートル。西側に北上盆地、東側に三陸海岸がある。...
きた‐りす【北栗鼠】
リス科の哺乳類。アジア北部からヨーロッパにかけて最も普通にみられるリスで、主に針葉樹林にすむ。冬の耳の毛はふさふさしている。エゾリスはこの一亜種。
き‐ちぬ【黄茅渟】
タイ科の海水魚。クロダイに似るが、腹びれと尻びれ、尾びれ下部が黄色い。浅海の岩礁域や内湾などを好み、日本では主に関西以南に生息。きびれ。
きつね【狐】
1 イヌ科の哺乳類。体長45〜90センチ、尾長30〜55センチ。毛色は主に橙褐色。口先が細くとがり、耳が三角で大きく、尾は太い。雑食性で、ノネズミを狩るときには高く跳躍して前足で押さえる。日本に...
きどう‐たい【機動隊】
《「警察機動隊」の略》主に治安警備や災害警備にあたる専門的な集団警備力と機動性をもつ警察部隊。
きのう‐ご【機能語】
《function word》米国の言語学者C=C=フリーズ(Fries(1887〜1967))の用語。語彙(ごい)的意味をほとんど担わず、主に統語的関係を示す非自立語。前置詞・接続詞・助動詞・...
きはん‐せん【機帆船】
発動機と帆を備えた小型の木造船。主に内海・近海の貨物輸送に用いた。
き‐ばち【樹蜂】
膜翅(まくし)目キバチ科のハチの総称。体は細長く、腰はくびれていない。雌は長い針状の産卵管をもち、樹皮に産卵する。その後に産卵管が抜けず、1本足で立っているように見えるので独脚蜂ともいう。幼虫は...