てんのうきかん‐せつ【天皇機関説】
明治憲法の解釈において、主権は国家にあり、天皇は法人である国家の最高機関であるとする学説。美濃部達吉らが唱えたが、国体に反する学説として非難され、昭和10年(1935)国体明徴問題を引き起こし...
とう‐ち【統治】
[名](スル)まとめおさめること。特に、主権者がその国土・人民を支配し、おさめること。「一国を—する」
とうち‐けん【統治権】
国土・国民を支配する権利。主権。
とうなんアジアゆうこうきょうりょく‐じょうやく【東南アジア友好協力条約】
東南アジア諸国連合(ASEAN)が1976年2月にインドネシアのバリ島で開催された第1回首脳会議で採択した基本条約。加盟国の主権尊重・国内問題への不干渉・武力行使の放棄などを基本原則とする。19...
ドイ‐モイ【(ベトナム)Doi Moi】
《刷新の意》ベトナム共産党が1986年の第6回党大会で打ち出した「刷新政策」を意味するスローガン。企業の自主権拡大、対外経済開放など資本主義的要素を取り入れ、人事面でも若手起用などの民主化を進め...
どく‐りつ【独立】
[名](スル) 1 他のものから離れて別になっていること。「母屋から—した離れ」 2 他からの束縛や支配を受けないで、自分の意志で行動すること。「—の精神」「—した一個の人間」 3 自分の力で生...
どくりつ‐こく【独立国】
完全な主権を有する国家。国際法上の能力を完全にそなえた国際法主体。主権国。
ないせい‐かんしょう【内政干渉】
他国の政治・外交に介入して、その国の主権を束縛・侵害すること。
にちべい‐しゅうこうつうしょうじょうやく【日米修好通商条約】
安政5年(1858)江戸幕府と米国との間で結ばれた通商条約。日米和親条約で既に開かれていた箱館のほか、神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港(ただし開港となっていた下田は鎖港となる)、公使の交換、江戸・...
にちべい‐つうしょうこうかいじょうやく【日米通商航海条約】
日本・米国間の通商および航海に関する条約。 明治27年(1894)幕末の不平等条約を改正して成立した条約。治外法権が撤廃された。 明治44年(1911)調印の新条約。関税自主権が完全に回復し...