ひはん‐しゅぎ【批判主義】
《(ドイツ)Kritizismus》 1 批判的精神によって物事に対応する思想傾向。批評主義。 2 哲学で、カントおよびカント学派の立場。人間の認識能力の吟味によって認識を可能にさせる条件・限界...
ひはんてきさくしほうのこころみ【批判的作詩法の試み】
《原題、(ドイツ)Versuch einer critischen Dichtkunst》ゴットシェットの著作。1730年刊。フランスの詩人ボワローの著作「詩学」(1674年刊)を範に、理性主義...
ひはん‐てつがく【批判哲学】
批判主義の立場に立つカントおよびカント学派の哲学。先験哲学。
ひゃっかぜんしょ【百科全書】
《原題、(フランス)Encyclopédie, ou Dictionnaire raisonné des sciences, des arts et des métiers》フランスの百科事典。...
ヒューマニスト【humanist】
1 人道主義の立場をとる人。人道主義者。 2 人文主義の立場をとる人。人文主義者。 3 人間性や人間愛を重んじる人。「弱者をいたわる—」
ヒューマニズム【humanism】
1 人間性を称揚し、さまざまな束縛や抑圧による非人間的状態から人間の解放を目ざす思想。 ㋐「人文主義」に同じ。 ㋑17〜18世紀にイギリス・フランスで、普遍的な人間性を認め、いくつかの市民革命の...
ひょうげん‐しゅぎ【表現主義】
20世紀初頭、ドイツを中心に興った芸術運動。印象主義や自然主義に対する反動から、内面の主観的な表現に主眼をおいた。初め、キルヒナー・カンディンスキーらによる絵画運動として展開され、第一次大戦後は...
ひょうしょう‐しゅぎ【表象主義】
⇒象徴主義(しょうちょうしゅぎ)
ひょうじ‐しゅぎ【表示主義】
法律行為の効力を決定する際、表意者の内心の意思よりも外部に現れた表示を重んじる主義。→意思主義
ひょう‐ちょう【表徴/標徴】
1 外面にあらわれたしるし。「普通選挙は民主主義の—だ」 2 象徴。シンボル。表象。「平和の—」