おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...
オールド‐リベラリスト【old liberalist】
世代の古い自由主義者。特に、第二次大戦後に、戦前の自由主義者をいった。
かい‐きゅう【階級】
1 身分・地位などの上下の段階。軍隊などでの位。「二—特進」 2 同一の政治的、経済的利害やイデオロギーを共有することによって、他と区別され、あるいは対立する社会集団。生産手段の所有の有無によっ...
かいきゅう‐こっか【階級国家】
国家は支配階級がみずからの利害を実現するために組織した権力機関であるとする、マルクス主義における国家の概念。
かいきゅう‐とうそう【階級闘争】
対立する階級の間で、経済的、政治的、文化的な支配権を獲得するために展開される闘争。マルクス主義では歴史発展の基本的動因とされた。
かいぎ‐ろん【懐疑論】
哲学で、人間の認識力を不確実なものとし、客観的、普遍的真理の認識の可能性を疑っていっさいの判断を差し控える態度。懐疑主義。
かい‐さ【開鎖】
開くことと、閉ざすこと。特に、開国と鎖国。「当時の争に—など云う主義の沙汰は少しもない」〈福沢・福翁自伝〉
カイザービラ【Kaiservilla】
オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州の町バートイシュルにある新古典主義様式の宮殿。19世紀半ばにフランツ=ヨーゼフ1世と妃エリーザベトの結婚を記念して建造され、夏の離宮として使われた。周囲...
かいちょうおん【海潮音】
上田敏の訳詩集。明治38年(1905)刊。西欧の詩人29人の作品57編を訳したもの。日本の近代詩、特に象徴主義導入に大きな影響を与えた。
かいねい【会寧】
朝鮮民主主義人民共和国北東部の商業都市。豆満江を隔てて接する中国との貿易が盛ん。会寧焼の壺・鉢などを産出。ホェリョン。