しゃかい‐かいはつ【社会開発】
生産第一主義の経済開発を改めて、国民の生活環境の向上を図る総合策。
しゃかい‐かいりょうしゅぎ【社会改良主義】
資本主義制度を維持しつつ、その欠陥を改良し、問題点を解決していこうとする立場または主張。→改良主義
しゃかいけいざい‐こうせいたい【社会経済構成体】
物質的生産力の一定の発展段階に照応する生産関係の総体と、これを土台とする社会の上部構造を総括的に把握する概念。史的唯物論の立場から社会発展の歴史的段階として、原始共同体・奴隷制社会・封建制社会・...
しゃかいけいやく‐ろん【社会契約論】
ジャン=ジャック=ルソーの著書。1762年刊。社会契約説と人民主権を主張し、アメリカ独立革命やフランス革命に影響を与え、民主主義の思想的基盤となった。
しゃかい‐しゅぎ【社会主義】
《socialism》 1 生産手段の社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動。空想的社会主義・共産主義・社会民主主義など。 2 マルクス主義で、資本主義から共産主義へと続...
しゃかいしゅぎ‐インターナショナル【社会主義インターナショナル】
1951年に結成された社会民主主義諸政党の国際組織。第二次大戦時に消滅した第二インターナショナルの流れをくむ。本部はロンドン。SI(Socialist International)。 [補説]主...
しゃかいしゅぎ‐かくめい【社会主義革命】
社会主義の樹立を目ざす革命。→プロレタリア革命
しゃかいしゅぎかんけん【社会主義管見】
山路愛山による評論集。明治39年(1906)刊行。国家社会主義について論じる。
しゃかいしゅぎ‐けんきゅうかい【社会主義研究会】
明治31年(1898)安部磯雄・片山潜・幸徳秋水らを中心とし、社会主義理論の研究を目的として結成された団体。同33年社会主義協会に改組し、同37年解散。
しゃかいしゅぎ‐しゃ【社会主義者】
社会主義の立場をとる人。ソーシャリスト。