にゅう‐だく【乳濁】
[名](スル)乳のように白く濁ること。「—した汚水」
にゅうだく‐えき【乳濁液】
⇒エマルション
にゅう‐とう【乳糖】
哺乳類の乳に含まれている二糖類。わずかに甘い、無色結晶。加水分解でぶどう糖とガラクトースになる。人工乳などに利用。化学式C12H22O11 ラクトース。
にゅう‐とう【乳頭】
1 乳房の中央に突出する乳腺の開口部。ちくび。乳嘴(にゅうし)。 2 皮膚・舌などにみられる、球状に突出している構造。
にゅうとう‐ざん【乳頭山】
秋田・岩手の県境にある山。標高1478メートル。山頂周辺の平坦地は高山植物の宝庫。岩場には、本州では珍しい高山性シダのリシリシノブが分布している。山麓一帯は温泉地。十和田八幡平(はちまんたい)国...
にゅうとう‐しょうれい【乳等省令】
《「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」の通称》牛乳などの乳製品に関して、成分・原材料・容器包装の規格、製造方法の基準などを規定した厚生労働省令。食品衛生法に基づく。昭和26年(1951)に厚...
にゅうとう‐ふたいしょう【乳糖不耐症】
牛乳に含まれる乳糖を分解できないことによって生じる、下痢や嘔吐(おうと)などを伴う消化不良。加齢とともに、乳糖を分解する消化酵素、ラクターゼが十分作られなくなることが知られる。
にゅうはく‐しょく【乳白色】
乳のような不透明な白色。ちちいろ。「—の靄(もや)」
にゅう‐ばち【乳鉢】
試料を乳棒ですり、粉末にしたり、粉末を混合したりするための陶磁製・金属製などの鉢。にゅうはち。
にゅう‐び【乳糜】
腸から吸収された脂肪粒や脂肪酸、グリセリンを含んで乳白色をしているリンパ液。食後に、腸管からリンパ管によくみられる。