ちち‐くさ・い【乳臭い】
[形][文]ちちくさ・し[ク] 1 乳のにおいがする。ちくさい。「—・い赤ん坊」 2 考え方などが幼稚で未熟である。子供っぽい。ちくさい。「—・いことを言う」「—・い青二才」
ちち‐くび【乳首】
「ちくび」に同じ。
ちちくり‐あ・う【乳繰り合う】
[動ワ五(ハ四)]《「乳」は当て字》男女がひそかに会って情を通じ合う。「夜ごと—・う」
ちちく・る【乳繰る】
[動ラ五(四)]《「乳」は当て字。男女が密会して私語する意の「ちぇちぇくる」の音変化という》男女がひそかに会って情を通じる。密通する。ててくる。「—・っている仲」
ち‐ぐさ【乳草】
⇒ちちぐさ
ちち‐ぐさ【乳草】
茎や葉を切ると乳のような液を出す草木。ガガイモ・ノゲシ・ノウルシなど。ちぐさ。
ちち‐しぼり【乳搾り】
牛や山羊(やぎ)の乳をしぼること。搾乳(さくにゅう)。
ちち‐たけ【乳茸】
ベニタケ科のキノコ。ブナなどの木の下に生え、傘は直径5〜12センチ、表面は黄褐色で裏面は淡黄色。傷つけると白い乳液が出る。渋味があるが食用。
ちちとらん【乳と卵】
川上未映子の中編小説。娘を連れて豊胸手術のため大阪から上京してきた姉と主人公の三日間を描く。平成19年(2007)発表。同年、第138回芥川賞受賞。
ちち‐の‐き【乳の木】
《幹に垂れる気根を乳房に見立てたことから》イチョウの別名。