から・びる【乾びる/涸びる/嗄びる/枯らびる】
[動バ上一][文]から・ぶ[バ上二] 1 (乾びる・涸びる)乾いて水分がなくなる。草木がしおれる。「黄ろく—・びた刈科(かりかぶ)を」〈二葉亭訳・あひゞき〉 2 (乾びる・涸びる)物事が、潤いの...
か‐らん【鰕卵】
大きなエビの卵をゆでて乾燥させた食品。
カルダモン【cardamon】
小豆蔲(しょうずく)の種子を乾燥した香辛料。樟脳(しょうのう)に似た芳香と、辛味・ほろ苦味をもつ。カレー粉の原料などに用いる。
カルー‐こくりつこうえん【カルー国立公園】
《Karoo National Park》南アフリカ共和国南部、西ケープ州にある国立公園。グレートカルー高原に位置し、乾燥した半砂漠の中に草原や灌木(かんぼく)が広がる。ブッシュマンウサギ、ヤマ...
かれ‐いい【餉/乾飯】
炊いた米を乾燥させたもの。旅行などに携帯した。ほしいい。かれい。「木の蔭に下りゐて、—食ひけり」〈伊勢・九〉
か・れる【涸れる】
[動ラ下一][文]か・る[ラ下二]《「枯れる」と同語源》 1 池・川・井戸などの、水がほとんどなくなる。水けがなくなり、乾いた状態になる。干上がる。「泉が—・れる」「涙が—・れる」 2 湿り気が...
かわ‐みどり【藿香】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。全体に香りが強い。茎は四角柱、葉は心臓形で縁にぎざぎざがある。8〜10月、花穂を出して唇形の紫色の小花をつける。漢方で葉を乾燥したものを藿香(かっこ...
かわら‐よもぎ【河原艾】
キク科の多年草。河原や海岸の砂地に生え、高さ約80センチ。茎はよく分枝し、葉は羽状に細く裂けていて、白い毛がある。9、10月ごろ、黄色の小花を円錐状につける。乾燥した若芽などを漢方で茵蔯蒿(いん...
かん【乾】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) ケン(漢) [訓]かわく かわかす ほす いぬい 〈カン〉 1 かわく。かわかす。「乾期・乾湿・乾燥・乾物・乾電池」 2 空にする。「乾杯」 〈ケン〉 ...
かん‐か【乾果】
成熟すると果皮が木質や革質になって硬くなる果実。のちに果皮が裂開する裂開果と、裂開しない閉果とに分けられる。乾燥果。→液果