じ‐ご【事後】
物事が起こったあと。また、物事が済んだあと。「—処理」⇔事前。
じごごうとう‐ざい【事後強盗罪】
窃盗犯が、盗んだ物を取り返されるのを防いだり、逮捕から逃れたり、証拠を隠滅したりするときに被害者や第三者を暴行・脅迫する罪。刑法第238条が禁じ、強盗罪と同等の刑が科せられる。→準強盗
じご‐しゅうわいざい【事後収賄罪】
公務員であった者が、在職中に請託を受けて不正な職務行為をしたり、するべき職務をしなかったりしたことの見返りとして、賄賂を収受・要求・約束する罪。刑法第197条の3第3項が禁じ、5年以下の懲役に処...
じご‐しょうだく【事後承諾】
事前の承諾なしになされた行為に対して、事が済んでから関係者が承諾を与えること。
じご‐しん【事後審】
裁判で、原判決の当否を上級審で審査すること。また、その審級。原則として、法令違反の有無が審査の対象とされる。→続審 →覆審
じご‐ひにん【事後避妊】
⇒緊急避妊
じご‐ひにんやく【事後避妊薬】
⇒緊急避妊薬
じご‐ほう【事後法】
実行のときには適法であった行為に対して、のちになって刑事責任を問うことを定める法令。日本国憲法第39条はこれを禁止している。
じご‐ほぜん【事後保全】
機器やシステムの故障などの不具合が発生してから、修理や部品交換を行うこと。