くら‐ごと【暗事】
人に知られないようにしてこっそりと行う事柄。密(みそ)か事。「惣(そう)じてかやうの—、かれこれ四十八ありける」〈浮・一代男・四〉
ぐん‐じ【軍事】
軍隊・軍備・戦争などに関する事柄。「—機密」「—費」「—施設」
けいこ‐ごと【稽古事】
舞踊・音曲・茶道・華道などを師匠について習うこと。
けいこ‐つうじ【稽古通事/稽古通詞】
江戸時代、長崎に勤務した唐通事・オランダ通詞の職階の一で、見習いの通訳官。
けい‐ごと【景事】
1 人形浄瑠璃で、歌謡的な節に合わせて人形が舞踊的な所作をする部分。道行(みちゆき)の叙景的な部分や物尽くしなど。節事(ふしごと)。けいじ。 2 上方歌舞伎で、舞踊または舞踊劇。現代では人形浄瑠...
けい‐じ【兄事】
[名](スル)兄に対するように、敬意と親愛の気持ちをもって仕えること。「—する先輩」
けい‐じ【刑事】
1 刑法の適用を受け、それによって処理される事柄。「—責任を問われる」⇔民事。 2 犯罪の捜査を主任務とする警察官の通称。私服で勤務することが多く、階級では巡査・巡査部長など。
けい‐じ【啓事】
天子などにものを申し上げること。また、その文書。
けい‐じ【慶事】
結婚や出産などの喜びごと。祝いごと。「—がつづく」⇔弔事。
けい‐じ【敬事】
[名](スル)うやまい仕えること。謹んで仕えること。「其(その)見解に従い其神に—するの自在なるは」〈津田真道訳・泰西国法論〉