つぎ‐ざま【次様】
《「つぎさま」とも》 1 官位・人物などが一段劣っていること。また、その人。二流。「—の人どもはさのみひきしろふに及ばねば」〈平家・七〉 2 「様」という字の旁(つくり)の下部を「次」と書いた「...
つぎ‐の‐もの【次の者】
次に位する者。第二流の者。また、身分の低い者。「すべて人の頼むまじきものは—にてありけるぞや」〈義経記・二〉
に‐の‐まち【二の町】
《「町」は等級・階級の意》第二級。二流どころ。「顔は少々—だけれど」〈秋声・仮装人物〉
ひろさわ‐りゅう【広沢流】
真言宗古義派の根本二流の一。嵯峨広沢の遍照寺に住した寛朝を始祖とする。のちに、仁和御流・西院流・保寿院流・大伝法院流・忍辱山(にんにくせん)流・華蔵院流の六流に分かれた。
ビー‐クラス【B class】
第2位の等級。B級。二流。「—のホテル」
へい‐きょく【平曲】
語り物の一種。琵琶(びわ)の伴奏によって平家物語を語るもの。鎌倉初期、盲人生仏(しょうぶつ)が始めたという。鎌倉末期、一方(いちかた)と八坂(やさか)の二流に分かれ、南北朝時代に一方流に明石検校...
ほんざん‐は【本山派】
修験道の一派。山伏二流の一つで、天台宗の増誉を祖とし、京都聖護院(しょうごいん)を本山とする。聖護院派。→当山派