ごぎょう‐さん【五行山】
《Ngu Hanh Son》ベトナム中部の都市ダナンの市街南郊にある山。大理石でできた五つの連山からなり、最高点は標高108メートル。チャンパー王国時代よりダナンの象徴として知られる。山腹には仏...
ごぎょう‐せつ【五行説】
中国古代の学説で、自然も人間・社会も、木・火・土・金・水の五つの元素の一定の循環法則に従って変化するという説。木・火・土・金・水の各元素が順々に次の元素を生み出してゆくとする五行相生(そうせい)...
ごぎょう‐ぼん【五行本】
義太夫節の詞章を書いた版本の一種。省略なしに全段を書いた丸本に対して、一部分だけ抜き出したもの。太夫が見やすいように、大きい字で1ページに五行の割で書いてあるところからいう。稽古本。
ごぎょう‐ろくしん【五行六信】
⇒六信五行
ご‐く【五苦】
仏語。 1 人生における五つの苦しみ。 ㋐生(しょう)・老・病・死の四苦に、愛別離苦または犯罪人束縛送獄の苦を加えたもの。 ㋑生老病死苦・愛別離苦・怨憎会(おんぞうえ)苦・求不得(ぐふとく)苦・...
ごく‐さり【五句去り】
連歌・連句で、前出の句に用いられた語や事物などを次に用いるときは、5句以上隔てなければならないという決まり。
ご‐くん【五葷】
「五辛(ごしん)」に同じ。
ご‐ぐそく【五具足】
仏前に供える、華瓶(けびょう)一対、ろうそく立て一対、香炉一基の五つの仏具。五器。
ご‐け【五家】
1 中国における禅宗の五つの宗派。臨済・曹洞(そうとう)・潙仰(いぎょう)・雲門・法眼(ほうげん)。五派。 2 真宗の五つの本山。西本願寺・東本願寺・仏光寺・錦織(きんしょく)寺・専修(せんじゅ...
ご‐けい【五刑】
1 古代中国で行われた五つの刑罰。墨(ぼく)(いれずみ)・劓(ぎ)(はなきり)・剕(ひ)(あしきり)・宮(男子は去勢、女子は幽閉)・大辟(たいへき)(くびきり)をさす。→九刑 2 日本の律で規定...