キャフタ‐じょうやく【キャフタ条約】
1727年、キャフタで清とロシアの間で締結された条約。モンゴルとシベリアの国境線の画定、交易場の設置などを内容とした。
きょう‐やく【交易】
「こうえき(交易)」に同じ。「—の船につきて、この国に帰りぬ」〈宇津保・藤原の君〉
キルワ【Kilwa】
タンザニア南東部、インド洋にある小島。同島北部の都市遺跡キルワキシワニは12世紀から15世紀に交易の拠点として栄えた。
キレニア【Kyrenia】
キプロス北部、地中海に面する港町。トルコ語名ギルネ、ギリシャ語名ケリニア。フェニキア時代より商港があり、古代ローマ時代には海上交易の要衝として栄えた。東ローマ帝国時代に築かれたキレニア城、ベッラ...
キンドゥ【Kindu】
コンゴ民主共和国東部の都市。コンゴ川に面し、河港をもつ。19世紀に象牙(ぞうげ)、金、奴隷の交易で栄えた。
キーナイ【Kenai】
米国アラスカ州南部、キーナイ半島西岸にある町。1791年、ロシアの植民地として創建され、毛皮交易所や漁業基地として発展。ロシア正教会の教会があり、国定史跡に指定されている。
クエッタ【Quetta】
パキスタン西部、バルチスタン州の都市。同州の州都。標高約1600メートルの高原上に位置する。降水量が少なく昼夜の寒暖差が激しい。周辺では灌漑(かんがい)によるメロン、ザクロ、ブドウの生産が盛ん。...
くご‐にん【供御人】
平安時代から室町時代にかけて、朝廷に属し、天皇の飲食物を貢納していた人々。のち、通行・交易の特権や販売独占権を与えられる者も出た。禁裏供御人。
クシャダス【Kuşadası】
トルコ西部、エーゲ海に面する町。古代都市エフェソスの港として栄え、中世においてもジェノバやベネチアの商人の交易拠点となった。沖合に浮かぶギュウェルジン島には14世紀にジェノバ人が築いた要塞がある...
クパン【Kupang】
インドネシア南部、小スンダ列島東端のティモール島南西岸の都市。同島西半分のインドネシア領、西ティモールの中心都市。1681年、オランダの交易拠点として築かれ、第二次大戦中は日本軍のダーウィン空襲...