ひとくい‐じんしゅ【人食い人種】
人間の肉を食う風習をもつ人種。食人種。
ひとくい‐バクテリア【人食いバクテリア】
劇症型溶血性連鎖球菌感染症の原因となる細菌群の通称。発症後、急速に手足の筋肉や皮膚などを壊死させ、多臓器不全から死に至る場合もあることから。また、劇症型溶血性連鎖球菌感染症のこと。→溶血性連鎖球菌
ひと‐くさ【人草】
一般の人々。人民。たみくさ。あおひとぐさ。「汝(いまし)の国の—」〈記・上〉
ひと‐くさ・い【人臭い】
[形][文]ひとくさ・し[ク] 1 人間のにおいがする。人のいる気配がする。「むうっと—・いにおいが鼻を打った」〈水上・大阪の宿〉 2 人間らしい。「人を—・いとも思わぬような、自暴自棄(すてば...
ひと‐くず【人屑】
人間の屑。取るに足りない人間。「かかる—ならば、中々親のため子なきにはしかじ」〈仮・東海道名所記・六〉
ひと‐くずれ【人崩れ】
多人数が退散しようとして、混雑すること。「—がして、行きあたりまはって歩(あり)かれぬぞ」〈虎清狂・猿座頭〉
ひとく‐どり【人来鳥】
ウグイスの別名。
ひと‐くに【人国/他国】
1 都以外の地方。他国。「—は住み悪しとそいふ速(すむや)けくはや帰りませ恋ひ死なぬとに」〈万・三七四八〉 2 外国。異邦。「黄金は—より献ることは有れども」〈続紀宣命・詔一二〉
ひと‐ぐち【人口】
人のうわさ。世間の評判。じんこう。「めでたき歌とて、世の—にのりて申すめるは」〈宇治拾遺・一〉
ひと‐ぐり【人繰り】
1 限られた人員をやりくりして必要な箇所に配置すること。また、その仕事。「機長の急病で—がつかない」 2 人の手で、繭や綿花から糸を引き出す作業。「—器械製糸」