もう‐じん【盲人】
目の見えない人。盲者。
もうと【真人】
[名]《「まひと」の音変化》 1 「まひと」に同じ。 2 貴人。また、人を敬っていう語。「雲井より降りたるより、—に思ひ聞こえ給ふ人を」〈宇津保・菊の宴〉
[代]二人称の人代名詞。平安時代、...
もうと【間人】
《「もうど」とも》 1 中世の村落で、住み着いてから年月が浅く、正式な村の住人としての権利を認められていない者の称。 2 武家の召使いの男。中間(ちゅうげん)。 3 近世、本百姓に対し土地を持た...
もうひとりのひと【もう一人のヒト】
飯沢匡の戯曲。3幕。昭和45年(1970)、劇団民芸により初演。同年、第6回小野宮吉戯曲平和賞受賞。
もく‐じん【木人】
木で作った人の像。「立て置きたる—に向って、剣をとりひしぎ」〈太平記・三八〉
もと‐つ‐ひと【元つ人】
以前から親しくしている人。また、昔、親しくしていた人。「かばかりなる—をおきて」〈源・浮舟〉
もりのひと【森の人】
大岡玲の連作短編集。平成6年(1994)刊。表題作のほか、「とうちゃんの木」「白檀の小箱」など、樹木のイメージをモチーフとする短編10作品からなる。
モルグがいのさつじん【モルグ街の殺人】
《原題The Murders in the Rue Morgue》ポーの短編推理小説。1841年発表。パリのモルグ街で発生した、母親と娘の密室殺人事件を描く。
モルフィこうしゃくふじん【モルフィ公爵夫人】
《原題The Duchess of Malfi》ウェブスターの戯曲。1614年初演。エリザベス朝悲劇の代表的作品のひとつ。
もろこし‐びと【唐土人】
中国の人。からびと。「—、我が国に生ひ出づるものにも劣らぬものかな」〈宇津保・藤原の君〉