こいがたき【恋敵】
《原題The Rivals》シェリダンの処女戯曲。5幕。1775年初演の恋愛喜劇。
ことば‐がたき【言葉敵】
話し相手。互いにへらず口をたたき合う相手。「三好は忽ち総攻撃に会ったが、故意(わざ)と—にはならず」〈里見弴・多情仏心〉
ご‐がたき【碁敵】
碁の好敵手。「—は憎さもにくしなつかしさ」〈柳多留・初〉
しょうばい‐がたき【商売敵】
商売上の競争相手。同業間の競争者。
しょく‐がたき【職敵】
同業の者どうしが、互いに負けまいとして張り合うこと。また、その相手。商売がたき。
じつ‐がたき【実敵】
歌舞伎の役柄の一。善人の要素をもつ、二枚目を兼ねた敵役(かたきやく)。「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)」の沢井股五郎など。
せわ‐がたき【世話敵】
歌舞伎の役柄で、世話物に登場する敵役。写実的、実感的で、かつ滑稽(こっけい)な場合も多い。
せんじ‐ふっきゅう【戦時復仇】
戦時において、交戦国の一方が戦時国際法に違反する行為をなした場合に、他方が報復として行う同程度の違反行為。適法とされる。
たて‐がたき【立敵】
歌舞伎の役柄の一。同一狂言の敵役の中で、最も重い敵役。実悪(じつあく)の場合が多い。
ちゃり‐がたき【茶利敵】
⇒半道敵(はんどうがたき)