いまわ‐の‐きざみ【今際の刻み】
「今際の際(きわ)」に同じ。「かかる—にて何かは漏らすべき」〈源・柏木〉
いまわ‐の‐きわ【今際の際】
臨終の時。死にぎわ。「—に言い残す」
いまわ‐の‐とき【今際の時】
「今際の際(きわ)」に同じ。
いまわ‐の‐とじめ【今際の閉ぢめ】
「今際の際(きわ)」に同じ。「—になり給ひて、いささか宣(のたま)ひ置くことの侍りしを」〈源・橋姫〉
今(いま)を盛(さか)り
ちょうど今がまっさかりの時だとばかりに。「桜が—と咲きにおう」
今(いま)を時(とき)め・く
現在、盛んに世間でもてはやされている。「—・く流行作家」
きょう【今日】
1 今過ごしている、この日。本日。こんにち。「選挙は—行われる」 2 その日と同じ日付や曜日の日。「来年の—会いましょう」
きょう‐あす【今日明日】
1 今日と明日。 2 今日か明日のうち。ごく近い将来。「—にも決まるだろう」
今日(きょう)あって明日(あす)ない身(み)
1 人の身のはかないこと。 2 死期が迫っていること。
今日(きょう)か明日(あす)か
1 その日を心待ちに待つさま。「—と待ちわびる」 2 死期などが差し迫っているさま。「—の身」