おれい‐まいり【御礼参り】
1 神仏にかけた願(がん)が成就した礼に参詣すること。報賽(ほうさい)。 2 刑期を終えて出所したやくざなどが、自分を密告したり、自分に不利な証人となったりした人に、仕返しをすること。
かいけい【会稽】
「会稽山」の略。 1 「会稽の恥」の略。「敵(かたき)を平らげ、—を濯(すす)がん」〈謡・鞍馬天狗〉 2 《会稽の恥をすすぐ意》あだ討ち。仕返し。復讐(ふくしゅう)。「今度にあらずは、いづ...
かえり‐うち【返り討ち】
1 かたきを討とうとして、逆に相手に討たれること。転じて、相手に仕返しをしようとして、逆にやられること。「—にあう」 2 襲ってくる者を打ち負かすこと。「暴漢を—にする」
かたき‐うち【敵討ち】
1 主君・肉親・友人などを殺した相手を討ち、恨みを晴らすこと。あだうち。 2 仕返しをすること。報復。「去年の—の試合」
け‐かえ・す【蹴返す】
[動サ五(四)] 1 けって、もとの位置へもどす。「ボールを相手に—・す」 2 けられた仕返しにける。けり返す。 3 けってひっくり返す。「山の芋を煮た鍋を—・して」〈大岡・野火〉 4 歩くとき...
こうもり
《原題、(ドイツ)Die Fledermaus》ヨハン=シュトラウス2世のオペレッタ。全3幕。1874年作曲。「こうもり博士」とよばれる男が一芝居打って友人に仕返しを目論む喜劇。
しっぺい‐がえし【竹篦返し】
[名](スル)《竹篦で打たれたのを、打ち返す意から》すぐに仕返しをすること。しっぺがえし。「—を食う」
たたき‐かえ・す【叩き返す】
[動サ五(四)] 1 たたかれた仕返しに、こちらが相手をたたく。 2 たたき付けるようにして持ち主に返す。「そんなはした金は—・してやればいい」
徒(ただ)では済(す)まないぞ
このままでは済まない、必ず仕返しをする、の意で、別れぎわに言う言葉。ただでは置かないぞ。「おぼえていろ。—」
ちぎりき【千切木】
狂言。連歌の集まりをじゃましてたたき出された太郎が、女房に励まされて一同の家々へ仕返しに行き、相手が居留守を使うととたんにいばる。