しまっ‐た【仕舞った】
[感]《動詞「しまう」の連用形+完了の助動詞「た」から》失敗したときに思わず発する語。「—、間に合わなかった」
仕舞(しま)って翁草(おきなぐさ)
「しまっておきな」の「おきな」に「翁」を掛けて続けた言葉遊び。
し‐むけ【仕向け】
1 人への対し方。待遇。しうち。「冷たい—を受ける」 2 商品などを先方にあてて送ること。発送。「品物の—を急ぐ」
しむけ‐ち【仕向け地】
商品・貨物などの送り先。注文品の発送先。→仕出し地
し‐む・ける【仕向ける】
[動カ下一][文]しむ・く[カ下二] 1 あることをするよう、人に働きかける。「生徒が自分から研究するように—・ける」 2 ある態度をもって、人に接する。待遇する。「つれなく—・ける」 3 商品...
しもう‐た【仕舞うた】
[感](多く関西地方で)物事に失敗したときなどに発する語。しまった。「—、出遅れた」
しもうた‐や【仕舞うた屋】
「仕舞(しも)た屋」に同じ。「家は裕福な—のようで、意気な格子戸の門に」〈秋声・縮図〉
しもた‐や【仕舞た屋】
《「しもうたや」の音変化》 1 商店でない、普通の家。また、その家屋。「—風(ふう)の店」 2 もと商店をしていたが、今はやめた家。
し‐もの【仕物/為物】
1 すること。仕事。「こりゃよい—ぢゃわい」〈伎・韓人漢文〉 2 役に立つ物。「あれもよい—が有るいやい」〈虎寛狂・萩大名〉
し‐よう【仕様】
《「し」は動詞「す」の連用形》 1 物事をする方法。しかた。やりかた。「まだほかに—があるだろう」 2 機械類や建築物などの構造や内容。「—の一部を変更する」