マザラキ‐きょうかい【マザラキ教会】
《Biserica Mazarache》モルドバの首都キシナウにある教会。18世紀半ば、オスマン帝国により破壊された要塞跡に建造。中世モルドバの伝統的な建築様式で知られる。
またぎ
東北・北越、特に秋田地方の山間に住む猟師の一団。狩猟中は山言葉を使い、頭目の指揮下に古来の伝統を守って生活する。まとぎ。やまだち。
マッサ‐マリッティマ【Massa Marittima】
イタリア中部、トスカーナ州の町。古くから鉄、銅、水銀などの鉱物資源に恵まれ、13世紀に自治都市になった。14世紀にシエナの支配下に置かれ、16世紀にトスカーナ公国に併合された。マッサマリッティマ...
マデリウペラフィタクラーロル‐けいこく【マデリウペラフィタクラーロル渓谷】
《Madriu-Perafita-Claror》アンドラの南東部にある渓谷。ピレネーの標高3000メートル級の峰々に抱かれ、三つの集落が牧畜や農業を営んでいる。石造りの放牧地の宿舎や、鉄の精錬所...
マトラ【Mutrah】
オマーンの首都マスカットの一地区。海岸道路沿いに位置する。アラビア半島随一の規模を誇る伝統的なスーク(野外市場)がある。カブース港を望む山腹に16世紀にポルトガル人が築いたマトラ砦が残っている。
マリトッツォ【(イタリア)maritozzo】
イタリアのデザート菓子の一種。オレンジピールで香りをつけたブリオシュに切り込みを入れ、ホイップクリームをはさんだもの。伝統的なものには、干しブドウや松の実なども用いられる。
マルケン‐とう【マルケン島】
《Marken》オランダ西部、アイセル湖南西岸にある小島。1957年に全長2キロメートルの堤防が建造され、本土と陸続きとなった。伝統的な木靴や民族衣装、および跳ね橋の景観で知られる。
マルティン【Martin】
スロバキア北西部の都市。ジリナの南東約20キロメートル、ドナウ川の支流バーフ川が流れるトリエツ盆地に位置する。19世紀から20世紀初頭にかけてのスロバキア民族解放運動の中心地。スロバキア国立図書...
マレー‐ビレッジ【Malay Village】
シンガポール南東部にある野外博物館。マレー系のイスラム教徒が多く居住していた場所に設立。葦(あし)や竹を用いた伝統的な家屋を再現し、マレー人の文化や暮らしを紹介している。
マンクヌガラン‐おうきゅう【マンクヌガラン王宮】
《Puro Mangkunegaran》インドネシア、ジャワ島中部の都市スラカルタ(ソロ)にある王宮。18世紀半ばに建造され、ジャワの伝統建築にみられるジョグロ形式の屋根をもつ。現在も王家の末裔...