しも‐ざま【下様/下方】
1 下の方。⇔上様(かみざま)。「狩衣の前、—にまくり入れてもゐるかし」〈能因本枕・二五〉 2 身分・教養などの低い人々。しもじも。⇔上様(かみざま)。「—の人の物語は、耳驚く事のみあり」〈徒然...
しも‐ざむらい【下侍】
身分の低い侍。
しも‐じも【下下】
身分や地位の低い人々。庶民。
しも‐つ‐かた【下つ方】
1 したの方。しもて。下方。⇔上(かみ)つ方。 2 身分の低い人々。しもじも。⇔上(かみ)つ方。「それより—は、ほどにつけつつ、時にあひ、したり顔なるも」〈徒然・一〉 3 京都で、内裏に遠い方。...
しも‐の‐まち【下の町】
下手にある町。低い所にある町。したまち。しものちょう。⇔上(かみ)の町(まち)。
しも‐べ【下部/僕】
1 雑用に使われる者。召使い。「神の—」 2 身分の低い者。「この魚…頭は—も食はず」〈徒然・一一九〉 3 官に仕えて、雑役を勤めた下級の役人。「—ども参ってさがし奉れ」〈平家・四〉
しも‐ぼうし【下法師】
雑役などに使われる身分の最も低い僧。中間(ちゅうげん)法師。「弟子の—を呼びて、私語(さきめ)きて物へ遣はしつ」〈今昔・二八・一七〉
しゃかいしほん‐せいび【社会資本整備】
国や地方公共団体が公共事業によって、道路・港湾・上下水道・公営住宅・病院・学校など産業や生活の基盤となる社会資本を整備すること。→ピー‐エフ‐アイ(PFI) [補説]社会基盤の整備・経済成長の促...
しゃく‐い【借位】
1 奈良・平安時代、位の低い者に一時的に授けられた高位の位階。高貴の人に謁見したり、外国へ派遣されたりする際に行われた。 2 勅許を受けるまでの間、国司がその管内の神社に仮に授けた位階。
しゅう‐れつ【醜劣】
[名・形動]みにくくて程度の低いこと。また、そのさま。「—な行為」