たちばな‐もどき【橘擬】
バラ科の常緑低木。枝にはとげがあり、長楕円形の葉を密につける。初夏、黄白色の花が密生して咲き、実は平たい球形で橙黄色に熟す。中国の原産。庭木や生け垣などにする。ピラカンサ。ほそばのときわさんざし。
たに‐うつぎ【谷空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州以北の日本海側の山地に自生。葉は卵形で先がとがり、裏面は白っぽい。5月ごろ、紅色の花が集まって咲く。《季 夏》
たま‐あじさい【球紫陽花】
アジサイ科の落葉小低木。本州・四国にみられ、葉は楕円形で先がとがる。夏、総苞(そうほう)に包まれた球状のつぼみをつけ、紫色の小花が多数集まって咲く。
たら‐の‐き【楤の木】
ウコギ科の落葉低木。山野に自生。幹はまっすぐに伸び、枝や葉にとげがある。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。8月ごろ、白色の小花を群生し、実は黒く熟す。若芽は食用。たら。
だい‐ういきょう【大茴香】
マツブサ科の常緑低木。シキミに似て、葉の付け根に黄白色の花をつける。果実は袋果が星状に並んでつく。果実を乾燥させたものを八角・スターアニスなどといい、香辛料や健胃薬に用いる。中国南部およびインド...
だんこう‐ばい【檀香梅】
1 クスノキ科の落葉低木。山地に自生。葉は卵形。雌雄異株。早春、葉より先に、黄色の小花が並んで咲く。実は丸く、熟すと赤い。中国の原産で、観賞用。鬱金花(うこんばな)。 2 トウロウバイの別名。
チェリモヤ【cherimoya】
バンレイシ科の低木。ペルー、エクアドルの山地原産。果実は緑色。果肉は白くて甘酸っぱく、生食される。
ちじょう‐しょくぶつ【地上植物】
冬芽が地上に出ている植物。高木や低木が含まれる。
ちひょう‐か【地表火】
森林火災の一。林床の雑草・落葉・低木などが燃えて起こる火災で、森林火災の中では最も発生しやすい。→樹幹火 →樹冠火
ちゃ【茶】
[名] 1 ツバキ科の常緑低木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚くつやがある。秋、白い5弁花を開く。原産地は中国の四川・雲南・貴州など霧の多い山岳地方。若葉を緑茶などとするため広く栽培され、延暦2...