科(しな)を作(つく)・る
1 なまめかしいしぐさをする。「—・ってにっこり笑いかける」 2 上品そうなようすをする。体裁を整える。
しみのすみかものがたり【しみのすみか物語】
江戸後期の笑話集。2巻。石川雅望作。天保2年(1831)刊。宇治拾遺物語の体裁や文体をまねて、雅文体で記したこっけいな小話54話を収録。
しょうがつ‐ことば【正月言葉】
1 正月の祝いの言葉。また、正月に使う縁起のよい言葉。海鼠(なまこ)を「俵子(たわらご)」、鼠(ねずみ)を「嫁が君」という類。 2 体裁のよい言葉。「あとからはげる—」〈浄・忠臣蔵〉
しょく‐げん【飾言】
言葉を体裁よく飾ること。また、その言葉。「どういう角度から見ても、完全な悪だ。—の余地はない」〈中島敦・李陵〉
しょく‐じ【植字】
[名](スル)活版印刷で、拾った活字を、原稿に指定してある体裁に並べて組むこと。ちょくじ。「原稿どおり—する」「—工」
しょ‐し【書誌】
1 書物。書籍。図書。 2 特定の人あるいは題目についての文献の目録。 3 書物の体裁・内容・成立の事情など。また、それらについての記述。
しょ‐たい【書体】
1 字体を基本とした文字の体裁。漢字の楷書・行書・草書・篆書(てんしょ)・隷書など。活字では、明朝(みんちょう)体・清朝(せいちょう)体・宋朝体などや、欧文でのローマン・イタリックなど。→活字書...
しょ‐てい【所体】
なりふり。体裁。みなり。風体。しょたい。
しん‐たい【新体】
新しい体裁や形式。
しん‐ぱん【新版/新板】
1 新しく出版すること。また、その書物。新刊。 2 体裁を改めたり、内容に修正を加えたりして、版を新たにすること。また、その書物。⇔旧版。 3 新しくできた事物。新しくやりだしたこと。「—の堀割...