ほう‐き【豊肌】
ふくよかなはだ。「紅臉—、美なる玉の如く姿態裊裊」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ほう‐きょう【豊頰】
ふっくらとした美しいほお。「—の佳人」
ほう‐じ【抱持】
[名](スル)いだき持つこと。「王を—し、遂に殺さる」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぼう‐げき【矛戟】
《「矛」は長柄のほこ、「戟」は矛にかぎ形の刃をつけたほこ》ほこ。「万死を—の下に免るることを得たり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐あく【優渥】
[名・形動]ねんごろで手厚いこと。また、そのさま。「同胞兄弟は、皆聖慮の—なるに感泣し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐しゅう【幽囚】
[名](スル)捕らえられて、閉じこめられること。また、その人。「—の身」「父と兄弟と各地に—せられ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐せき【憂戚】
うれい悲しむこと。「艱難—は妾等が身に蝟集す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆ・する【輸する】
[動サ変][文]ゆ・す[サ変] 1 送る。輸送する。「援兵を送り糧弾を—・するに至り」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 劣る。負ける。「一籌(いっちゅう)を—・する」
よう‐へい【壅蔽】
[名](スル)ふさぎおおうこと。「中間に居て聖明を—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
よう‐やく【要扼】
[名](スル)敵を待ちうけて防ぎ止めること。「且其土必ず—に拠り、攻守の形勢に便なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉