あん‐はんのう【暗反応】
光合成の過程で、光が関与しない反応。明反応によって葉緑体で合成されたATP(アデノシン三燐酸)を使い、炭酸ガスを有機物に転化する反応。カルビン回路。
いい‐おく・る【言(い)送る】
[動ラ五(四)] 1 使いの者をやったり、手紙に書いたりして、言葉を伝える。「帰国を急ぐよう—・る」 2 順々に言葉を伝える。「中止の旨をクラス全員に—・る」
いい‐や・る【言い遣る】
[動ラ五(四)] 1 言って相手に伝える。伝言を使いや手紙で告げる。「用向きを—・る」 2 (多く打消しの語を伴って用いる)言うべきことを、終わりまですっかり言う。言い尽くしてしまう。「弁のおも...
いい‐わ・ける【言(い)分ける】
[動カ下一][文]いひわ・く[カ下二] 1 言葉を使い分ける。「説明のときに大人と子供とで—・ける」 2 正しく判断して言う。物事をはっきりと説明する。「何を証拠に—・けんと」〈浄・浦島年代記〉
イオン‐けんびきょう【イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いた顕微鏡。1951年に米国の物理学者E=W=ミュラーが発明した電界イオン顕微鏡が有名。陽子、ヘリウム、リチウムなどのイオンを使い、金属の原子配列...
い‐し【倚子】
腰掛けの一。宮中では貴人高官が使用を許されたもの。形や背もたれ・ひじ掛けの有無などは身分により違いがあった。「螺鈿(らでん)の—立てたり」〈源・若菜上〉 [補説]中世以降、禅僧が多く使い、唐音を...
いじょうけい‐テスト【異常系テスト】
コンピューターシステムやソフトウエアの動作検証をする際、想定外の誤った使い方や状況に対し、どのように振る舞うかを確認すること。→正常系テスト →準正常系テスト
イタリアン‐カジュアル【Italian casual】
イタリアのミラノを中心とするカジュアルファッション。地中海風の鮮やかな色使いや大胆なデザインが特徴。
イタリアン‐カラー【Italian color】
イタリア風の大胆で鮮やかな色使いのこと。イタリアの国旗を連想させる赤と緑と白の組み合わせが代表的。
いちやく‐がしら【一役首】
文楽人形で、その役のためだけにつくられた首(かしら)。景清(かげきよ)や玉藻の前など。 [補説]文楽ではふつう、一つの首をさまざまな役に使い回す。役の傾向により源太・文七・岩藤などの名がつけられ...