はなし‐しゅう【咄衆】
戦国時代以来の武家の職名。主君に近侍して話し相手を務めた者。咄の衆。御伽(おとぎ)。御伽衆(おとぎしゅう)。
はなわ【塙】
山の突き出た所。また、土地の小高くなっている所。「武隈(たけくま)の—の松は親も子もならべて秋の風は吹かなむ」〈宇津保・内侍督〉
羽(はね)を並(なら)・ぶ
1 《中国の、比翼の鳥の伝説から》男女・夫婦がこまやかな愛情で結ばれる。羽を交わす。「木にもおひず羽も並べで何しかも浪路隔てて君を聞くらむ」〈拾遺・雑上〉 2 臣下が協力して主君を助ける。「公(...
はべ・る【侍る】
[動ラ五(四)]《「はべ(侍)り」が「侍(じ)す」の意に意識されて意味の変化したもの》身分の高い人のそばに付き従っている。かしこまってその席などにいる。「芸妓を—・らせる」 [可能]はべれる
はら‐たつのり【原辰徳】
[1958〜 ]プロ野球選手・監督。福岡の生まれ。昭和56年(1981)、巨人に入団。主砲として活躍し、昭和58年(1983)には打点王のタイトルを獲得。引退後は巨人の監督として、チームを3度の...
ハレム【harem】
《「ハーレム」とも》 1 イスラム教国の王室や上流家庭の婦人部屋。近親者以外の男子は出入り禁制であった。 2 イスラム教王室の後宮。 3 一人の男性がたくさんの女性を侍らせる所。動物の世界などに...
はん‐しょうでん【半昇殿】
主上が殿上(てんじょう)の間(ま)へ出御のとき、侍医などが、許されて臨時に小板敷までのぼったこと。
ばい‐じょう【陪乗】
[名](スル)身分の高い人の供をして同じ車に乗ること。「白髪の老侍従を—せしめ」〈木下尚江・良人の自白〉
ばい‐ぜん【陪膳】
《「はいぜん」とも》宮中で天皇に御膳を奉る時、また武家で儀式の時など、食膳に侍して給仕すること。また、その人。「—仕うまつる人の」〈枕・二三〉
ひ【婢】
[音]ヒ(漢) 1 女の召使い。下女。はしため。「婢僕/下婢・官婢・侍婢・奴婢(どひ・ぬひ)・僕婢」 2 女性が自分をへりくだっていう語。「婢子」