あたい【価/値】
1 価格。値段。また、代価。「商品に—をつける」「質屋の使の…尋ね来(こ)ん折には—を取らすべきに」〈鴎外・舞姫〉 2 物の値打ち。価値。「一顧の—もない」 3 (値)数学で、文字や式・関数など...
あたい・する【値する/価する】
[動サ変][文]あたひ・す[サ変](「…にあたいする」の形で)それをするだけの値打ちがある。ふさわしい価値がある。相当する。「称賛に—・する」
あたい‐せんきん【価千金/値千金】
千金の値打ちがあること。高い価値のあること。「春宵一刻—」「酔い醒めの水は—」
か【価】
1 化学で、元素・基の原子価、イオンの電荷の価数や、アルコールに含まれる水酸基の数を表す。「二—の基」「多—アルコール」 2 数学で、変数の各値についての関数の値の数を表す。「一—関数」
か【価〔價〕】
[音]カ(漢) [訓]あたい [学習漢字]5年 1 物の値段。あたい。「価格・価額/安価・原価・高価・市価・時価・代価・単価・地価・定価・売価・物価・廉価」 2 ねうち。「価値/真価・声価・評価...
か‐かく【価格】
商品の価値を貨幣で表したもの。値段。
かかく‐かくめい【価格革命】
16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣価値が低下したことが原因。
かかく‐カルテル【価格カルテル】
同一または類似業種の各企業が、価格の維持・引き上げについて結ぶカルテル。
かかく‐きょうそう【価格競争】
商品やサービスの市場における競争のうち、価格の安さを競うもの。多く、性能や品質などの差が競争者間で小さい場合に起こる。過熱すると、顧客獲得のため一時的に採算割れの価格がつけられることもある。値引...
かかく‐けいき【価格景気】
販売量の増大によらず、価格が上昇することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→数量景気